ダニアレルギーの症状やダニ対策について説明しています
アレルギーは、小さい子どもを中心に近年患者が増えていますので、知らない人はいないといっても過言ではないでしょう。アレルギー症状の代表であるアトピー性皮膚炎は、患者の約7割はダニにアレルギーを持っているといわれています。
ダニの発生は、寒い冬場は少ないと思われがちですが、実は、室内を締め切って暖房をするため春よりも多いのです。ダニが発生する原因は、人間やペットの皮膚の断片、髪の毛、衣服などから出る室内のほこりが考えられます。住宅の気密度が高まった現代ではダニの発生率も高くなり、それがダニアレルギー症状を悪化させます。
ダニが好む条件は温度20〜30度、湿度65〜85%で、その発生ピークは6〜8月の夏場ですが、暖房器具の普及により冬場の発生率も高くなっています。ダニアレルギーから体を守るには、室内の温度や湿度を下げること、窓を開けて換気を行い室内の風通しをよくすることなどがあげられます。また、室内の掃除をこまめにして、ほこりをためないことが大切です。
ふとんは、黒い布をかけて室外で干したり、ふとん乾燥機で乾燥させた後、掃除機をかけてダニの死骸を吸い取るようにしましょう。ダニアレルギーを防ぐには、住環境を常に清潔に保つことが重要です。
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